2018年(平成30年)5月放送予定
5月10日(木):第八十六回:古典との関わり方
話者:センセイ、マッサン ゲスト:本名カズト
あるノーベル文学賞の作家に纏わる話から始まる。クラシックにせよ純文学にせよ嘗ては「いつか手を出すもの」という位置づけがあったように思うが、そうした視点が最近は違うようだとマッサン。センセイは「子供の頃に何に触れたかで、その後の人生は変わる」と話し、自分の場合はレインボーマンに流れていたバッハのトッカータとフーガニ短調が思い出されると。子供が見るものに古典や教養の断片が嘗ては含まれていたと振り返る。
5月20日(日):第八十七回:繰り返しの妙薬
話者:センセイ、マッサン ゲスト:本名カズト
どの分野も「どれだけ変化を得られるかで決まる」とセンセイ。萩本欽一さんの話題からチェップリンの話へ。本名さんは「馬鹿みたいに同じことを繰り返すことでしか何かが生まれることは無いのではなかろうか」と持論を述べる。マッサンは、自分を含めてだけど現代は能率主義で教え込まれんでいるから、そうした視点そのものが無いのも無理もないと。「だから名人がいないんだよ」とセンセイ。
5月30日(水):第八十八回:局部的視点
話者:センセイ、マッサン ゲスト:本名カズト
本名さんは「嫌いな音楽は誰しも結構あるんじゃないか」と述べ、「それは趣味嗜好が違うから」とマッサンの経験に対して応える。センセイは”嫌い”も感動の一つと受け、 聞く側の背景にも起因していると言う。また、自己の体験から「慣れの中で感動が失われ”嫌いになる”こともあった」と。マッサンは有名な曲ほど奏者側も慣れてしまい精神的燃焼が伴わないことも要因ではないかと別な視点を投げかける。局部的視点の面白さと、後に怖さの話になる。
お客様情報
- 本名カズト(ほんなかずと):ミュージシャン。2000年 “本名カズト with The Swamp” として “森永フェス”CMソング「そのままの君でいい」を含むマキシシングル『ここにいるから』でCDデビュー。ライブ活動を主軸に置きつつ、ラジオ、CM、ゲーム挿入歌等へ楽曲、詩の提供および歌唱活動を行う。ファーストアルバム『HIMAWARI』、セカンドアルバム『Hammck Moon』その他マキシシングルを発表。2014年レコード会社Duckwalkを設立し代表となる。現在、自らの音楽活動の原点でもあるライブを月数本精力的に行う。2017年クラウドファンディングより最新アルバムが完成間近。[公式][facebook]/[Duckwalk][facebook]/ 本名カズト “New Album”制作プロジェクト!! [特設サイト]
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