2018年(平成30年)6月放送予定
6月10日(日):第八十九回:旅や異文化の効能
話者:センセイ、マッサン ゲスト:本名カズト
嘗て日本は貧しい環境であったにも関わらず子供たちの笑顔からは貧相さが無く、逆に豊かな今は子供たちの表情に貧しさを感じるとマッサン。土門拳の時代辺りまでは人間仕事の限界を知っていたとセンセイ。今の時代は便利な道具に溢れているからか、自らの能力と勘違いしていると。旅行をする人としない人では脳の活性化、感性の育みが違うという研究結果があるとマッサン。旅行に限らず五感を如何に使うかが躍動した人生のキーになりそうだと述べる。その点で表現活動は旅行に行かずして五感を刺激するという話に。
6月20日(水):第九十回:時代が作る性質
話者:センセイ、マッサン
親子とは言え全く趣味趣向が違うという話しから始まる。センセイのお父さんはエンターテイメント系の映画が好きなのに対して自らはシックな作品が好きだと。マッサンは親による影響というのはあらゆる点で絶大だが趣味趣向となると驚くほど違うと受ける。センセイは生きてきた時代背景が違うから変わるのだろうと述べ、物や娯楽が限られた時代に生きた世代と、それらが溢れた時代では全く価値観が異なるが故に自ずと趣味趣向も異なってくると視点を投げる。時代によって性格や性質が相当部分作られているという話しへ。
6月30日(土):第九十一回:芯がある表現とは
話者:センセイ、マッサン
映画バック・トゥ・ザ・フューチャーは3まであるけど1の方がどうしても面白く感じるのは何故だろうちうマッサン。過去に戻る方が説得力があるからだろうとセンセイ。未来を描くにはイデアが必要だけど、2には感じなかったと。3のように過去に戻りすぎると遠すぎる。1はエッセンスとしても、出会い、勇気、タイミング、時代のギャップ等 明確に描かれている。何かに準拠しながら活動するほうが何事も説得力があるとセンセイ。日本の時代劇は事実をベースに創作を付加している分だけ荒唐無稽なものでも説得力が付随すると言い、完全な創作はそうしたものがないと述べる。
お客様情報
- 本名カズト(ほんなかずと):ミュージシャン。2000年 “本名カズト with The Swamp” として “森永フェス”CMソング「そのままの君でいい」を含むマキシシングル『ここにいるから』でCDデビュー。ライブ活動を主軸に置きつつ、ラジオ、CM、ゲーム挿入歌等へ楽曲、詩の提供および歌唱活動を行う。ファーストアルバム『HIMAWARI』、セカンドアルバム『Hammck Moon』その他マキシシングルを発表。2014年レコード会社Duckwalkを設立し代表となる。現在、自らの音楽活動の原点でもあるライブを月数本精力的に行う。クラウドファンディングにより2018.5.26sa 3rdアルバム「humming」が完成。[公式][facebook]/[Duckwalk][facebook]/ 本名カズト “New Album”制作プロジェクト!! [特設サイト]
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