放送:第百二回:野尻泰煌と母
話者:センセイ、マッサン
若かりし頃、半紙だと書きすぎるから多少の緊張感をもって対峙する為に色紙を大量に書いた経験を語るセンセイ。マッサンは脳の不思議として、色紙サイズに半紙を切って書いても、色紙を前にすると脳内で切り替わり半紙のようには書けない経験を語る。慣れるには慣れるまでやるしかない。センセイは母との思い出として、幼少期に画用紙や色紙と先の丸いハサミを渡されとにかく切ったことを思い出す。4歳になると母から蝶々の切り方等を教わったと。それを母は黙って見て、後片付けていたと。指をどれだけ動かさせるかという視点があったのではと振り返り、書家と母の姿が垣間見れた。
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