2019年(平成31年)3月放送予定
3月10日(日):第百十六回:自己肯定
話者:センセイ、マッサン
2018年世界の自己肯定感ランキングが紹介されたニュースを取り上げるマッサン。多くが80%を越える中で日本人の若者は44.9%ととても低い結果となった。センセイは「愛されていないんだね」「家庭が良ければこうはならない」「親だね」と応える。マッサンは「ここへ行けば立ち直れる」という場が減っているのでは無かろうかと。聞くとは無しに聞こえてくる声を上げ、今の親は言っていることは最もなのだが、命令形だったり、細かすぎたり、当たりがキツいと。センセイは今の親は躾をしていないと述べ、自らの経験を語る。
3月20日(水):第百十七回:知育偏重
話者:センセイ、マッサン
明治生まれの祖母がキツイことを言っても最後には肯定で話を〆ていた記憶があるとマッサン。センセイは昔の書の審査にしても色々マズイ点を先に述べても最後に良い処を上げたと応じる。昔は人をキチンと見ている大人や教育者がいた。センセイの場合は家が良かったという。親子三世代。学校で何かあっても家では大切にされた。勉強しろとは家では一切言われなかった。親は子育ての素人だから祖父母に育てられるのが良いと持論を述べる。西洋の知育偏重の考え方や教育方法、生活様式が日本をこうしたと。教育についての話になる。
子育て四訓(教育四訓)一.「乳児はしっかり 肌を離すな」二.「幼児は肌を離せ、手を離すな」三.「少年は手を離せ、目を離すな」四.「青年は目を離せ、心を離すな」
3月30日(土):第百十八回:イギリス映画
話者:センセイ、マッサン
2018年末に発表されたイギリスとアメリカの映画ランキングの違いが面白いとマッサン。お国柄が感じられると話し始める。センセイはアメリカはSFに関しては右に出るものが無いが、他の分野は些かどうなんだろうかと首を傾げ、逆にイギリスは何を作らせても手抜かりのない手のこんだ作品を作ると。それは歴史の長さと深みの差ではなかろうかと持論を述べる。マッサンは、世界を周辺部から緻密に作り上げるイギリス映画に対し、日本は何事もデフォルメ化することに長けている気がすると応じる。それが近年は行き過ぎた感があると二人の話は展開していく。
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