2019年(令和元年)9月放送予定
9月10日(火):第百三十四回:ノストラダムスの表紙
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
マッチャンは映画を地上波で見たことがあるが記憶がほとんど無いと言う。そして原作そのものにも影響を受けなかったと。彼にとってのインパクトは「表紙」に集約され、今だに忘れないと言う。小学生当時この表紙を描いた作者こそが何か真実を知っているのではないかと疑うほど。センセイは人に衝撃を与えるほどの作物というのは、作者の様々な衝撃的体験と深い洞察無くして与えられないと語る。日々の弛まぬ技術的修練と、その合間に訪れる余白こそがそうした作物を生み出すと語る。事実、そうした背景がこの表紙もあった。
9月20日(金):第百三十五回:ノストラダムスの影響
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
冒頭、旅の楽しみ方について話している二人。今の日本人はスタンプラリー的に「行った」という事実(自分にスタンプを押す)が目的となってしまい、本当の意味で旅を楽しんでいるのだろうかと。9分半ばより再びノストラダムスの話題。沈黙していた作者が初めてメディアに音声で登場したニュースに触れ、当時与えた社会的な影響について振り返る。マッチャンは意外な人が意外な決断を迎えていたことを後に知る。後半、他からもたらされる生き方が最も己を活かす人生になるという話に。
9月30日(月):第百三十六回:要請に応じる生き方
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
仕事、人生の迎え方について話している二人。自由を得られたことで、自分で道を選ぶことが出来るようになった現代。その一方で人生や仕事は他からもたらされることが中心であることを忘れがちである。自力による選択より他力に応じる柔軟な選択の方が、いい人生、いい仕事が得られることが多いとセンセイは言う。昨今、とかく説明を求める現代だが「個々人の納得とは趣味の領域」だと語る。社会は待ったなしだと。自分の志向や嗜好はもちながら社会の要請に応じる生き方が最短の道のりと自らを照らし述べていく。
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