2020年(令和2年)12月放送予定
12月10日(木):第百七十四回:ともえ五周年・後編
話者:松里鳳煌
今回5年の放送におけるランキングを振り返ります。(画面にテキスト表示あり)最初はYoutubeの再生時間ランキングTOP10を1位から発表。続いて公式サイトのPV(どれくらい頁が見られたか)のランキングTOP10を1位から。最後にYoutubeにおける再生数のランキングTOP5。(全ては収録時点のもの)制作者側の思惑とは全く異なるランキングになりました。人気のある話題に映画があるのですがセンセイは映画の話題は寧ろ嫌いでした。最後に当時の会話を振り返り、今後の話を致します。
12月20日(日):第百七十五回:演出に終始する現代
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
時代背景を越えられない表現という話をしている二人。昭和歌謡を模倣しても背景の差は埋まらない。センセイは現代人を「演出家になってしまって表現者ではない。勘違いしている」と語る。蓄えのない人生を送ってきた結果、多弁に名人無しと同じで原理で、足りないモノを補おうとして足そうと表現を盛る。それは演出であって表現では無いと。それは鑑賞ポイントのズレにも克明に出ていると。日本人は「高揚」させようというポイントにのみ注力した結果、豊かさを失ったという根源的な話へ。(2019年2月収録)
12月30日(水):第百七十六回:追悼・野尻泰煌先生
話者:松里鳳煌
今年最後の話題はセンセイ。2020年12月15日で亡くなられてから丸一年が過ぎました。今年9月27日~30日に東京芸術劇場アトリエイーストでは野尻泰煌追悼展を開催。その際に「野尻泰煌の歩み」と称し作家活動の年表を掲示。同作品集にも掲載。センセイを良く知る方ならともかく「結局、どういうことをやった方なの?」と疑問におられる方もいらっしゃるでしょうから、その履歴に沿って簡単に振り返りたいと思います。
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