放送:第百三十四回:ノストラダムスの表紙
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
マッチャンは映画を地上波で見たことがあるが記憶がほとんど無いと言う。そして原作そのものにも影響を受けなかったと。彼にとってのインパクトは「表紙」に集約され、今だに忘れないと言う。小学生当時この表紙を描いた作者こそが何か真実を知っているのではないかと疑った。センセイは人に衝撃を与えるほどの作物というのは、作者の様々な衝撃的体験と深い洞察無くして与えられないと語る。日々の弛まぬ技術的修練と、その合間に訪れる余白こそがそうした作物を生み出すと語る。事実、そうした背景がこの表紙もあったと知る。
ノストラダムスの大予言(Wikipedia):『ノストラダムスの大予言』(ノストラダムスのだいよげん)は、1973年に祥伝社から発行された五島勉の著書。フランスの医師・占星術師ノストラダムスが著した『予言集』(初版1555年)について、彼の伝記や逸話を交えて解釈するという体裁をとっていた。その中で、1999年7の月に人類が滅亡するという解釈を掲載したことにより、公害問題などで将来に対する不安を抱えていた当時の日本でベストセラーとなった。実質的に日本のノストラダムス現象の幕開けとなった著作である。
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