2019年(令和元年)11月放送予定
11月10日(日):第百四十回:能率の捉え方
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
渡欧して「こんな生き方があったんだ」と感じさせられたとマッチャン。チェコ第二の都市ブルノでの経験を語る。日本では必死になって働いて憔悴しきったらお母さん方を日常で見かけるのに対し、チェコの公園での穏やかな母子の対比が蘇る。センセイは高度成長していく過程で自ずと過酷になっていった日本を振り返る。マッサンは中欧での経験で読んで知ってはいたが日本人とは能率の捉え方が全く違う点に驚いた語り出す。
11月20日(水):第百四十一回:古さと新しさの良さ
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
5月の旅を振り返りながら旅館の話をしている二人。ほんの少し前まで至るところに木造の旅館があったとマッチャン。知らず無くなってしまったと。その一方で日本の当たり前が当たり前じゃない凄さを確認する。チェコのブルノで借りたアパルトメントではお湯が出ずに苦労したことを思い返す。トイレにしても日本では綺麗が当たり前、無料で当たり前だが、巡った3カ国では基本が有料だった。古きものの良さと、新しきものの良さを語り合った。
11月30日(土):第百四十二回:人間ありきの社会
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
チェコでの思い出を語り合っている二人。訪れた都市ではエレベーターの階数表記が日本とは異なり地上は「0」階、一つ上は「1」、地下は一つ下が「-1」と表記されている。二人共ハンガリー・ブダペストの街が好きだと言う。古いものと新しいものがそのまま共存しつつ、それでいてゆっくりとだが着実に変化していっている様を語る。それらから見えてきたのは人間優先の社会と物質優先の社会との違いだった。
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